満月家 長生村移住日記

東京生活25年、その中で旦那とは約20年。ちょこっと「東京十月」で女将さん。紆余曲折あり、海のあるどこかへ移住が夢だった旦那と、犬に出会ってあれよあれよと、長生村へ移住。ここからのまた紆余曲折を記録に残してみようかと始めます!

庭に、埋めちゃったわ!


いつも東京十月女将の小部屋を読んでくださる皆様、ありがとうございます。
女将の母親の妹。女将は小さい時から"あっこちゃん"と呼んでいる。
身内の事を話すのも何なのですが、母方はみんな個性が超超超、濃いぃ。
独特な癖のようなものがあるのです。
さて、そんなあっこちゃん夫婦の話です。
あっこちゃんの旦那さんは雅喜さん。またこの雅喜さんが対抗するかの様に面白い人。
雅喜さんは釣りが大大大好き。常に頭の中は釣り。(と思う)
ただ、釣る事が好きでそのあとのお魚の調理は出来ない。やらない。
そして、釣りをして帰ってくると、「いやぁいっぱい釣れたよぉ
「ね、ね、ね、これ見て大変だった!あーだこーだ・・・」と
成果を褒めてもらいたい小学生の如く全部報告してご満悦。たまにお邪魔している時にこの状況に
遭遇すると、本当に笑ってしまう。
その報告をしている雅喜さんの相手のあっこちゃんを見ると、うんざり顔
そりゃそうです。小さいお魚から中くらいのお魚、たまにおっきなお魚が、キッチンのカウンターにデン
もちろん磯臭い。お魚臭いまま。
あらら〜。大丈夫かぁとこちらが心配になるけど、雅喜さんはまったくお構いなし。
←この家のももちゃんの目も「お母さん、怒ってるって…」
みんなのハラハラを全く気付かづ、あっこちゃんに向かって「料理してみんなに食べさせてあげて」
鼻歌まじりでお風呂に消えていく・・・雅喜さん)
この繰り返しに、ある日あっこちゃんはぶち切れ、反撃に出たそうです。
30匹近く釣ってきた鰺を見て、ぶちぶちぶち〜。
一心不乱に庭に穴を掘り、そして、全部、埋めたぁ。ふんっ

その事件以来、荒療治が効いて雅喜さん、
今では釣ってきたお魚を三枚におろしてお刺身にしたり、釣ってきた物以外も台所仕事を出来るようになった!
こうして、旦那様は奥様にいつまでたっても育てられていくのであった。どこの家も同じか?!
ももちゃんはというと、「やっと安心してお昼ねしていられるよ。もぉ。」