小心犬 いち
いつも東京十月女将の小部屋を読んでくださる皆様、ありがとございます。
実家に飼っている犬。「いち」
無茶苦茶、小心者?いえ小心犬というお話を以前もした事があると思います。
久しぶりに会ったけど、やっぱり相変わらず、ビビリ屋だった。
いちは、いつも柵の中の庭に放してもらっているんです。
人間が近づくと寄ってきて、なでなでしてもらいたいくせに、
手を出すと顔をそらすという・・・なんですかねぇ。
そして、おやつはもらいたい。
ということで、吠える・・・
欲しくてたまらない。
この時女将の片手には、ボイルした鶏肉。
流石、わんこ。食欲そそるこのお肉に我慢の限界。
怖いけど、食べたいっ。
ずん。
ほれっとあげたその瞬間。もうゴキュっと喉を通っていた。
あー、楽しみがいのない奴・・・。